ロール材の切断長制御
速度/長さを測定することにより切断長を制御することができます。 搬送されてくるシート材を停止せずに切断を実行するには、シート材の搬送速度を正確に測定し、その速度値によって切断装置と同期制御します。
レーザ表面速度計(LSV)は、速度と長さを同時に測定することができるので、切断長制御アプリケーションに最適です。
ポリテックのLSVはほぼあらゆる表面上で測定を行うことができるので、たとえ汚れた表面であっても影響を受けません。非接触測定技術が、滑りや磨耗などのネガティブな影響を受けることなく正確な測定を実現しています。製品自体に傷を与えることもありません。
ポリテックのLSVは、他の方法と比較して、測定精度が高いため、切断長を正確に測定でき、その結果、規格外の製品が発生する可能性を大幅に削減でき、生産コストを削減することができます。
エンコーダ出力、シリアルインターフェース、LAN、プロフィバスとプロフィネット経由速度の読み取りを可能にする柔軟なインターフェースもLSVの大きな特長のひとつです。
切断工程において切断タイミングに達すると切断を実行するためのトリガ信号がデジタル出力されるよう設定することができます。
測定事例
ポリテックのLSVは、ケーブル・ワイヤ業界において、ケーブル、ワイヤ、被覆材、絶縁材の切断長制御に使用されています。