表面性状測定によるエポキシダイボンディングの制御
エポキシ樹脂のダイボンディングや関連するダイアタッチプロセスでは、ダイの正確な配置と取り付けが、プロセスの安定性と結果としての部品品質にとって極めて重要です。リードフレームやその他の基板に確実にダイを取り付けるには、接着剤の厚さ(ボンドライン厚さ:BLT)が重要です。ポリテックの非接触 表面粗さ・形状測定機 TopMap シリーズは、ダイの傾きやボンドラインの厚み測定など、リードフレーム上のダイの向きを自動的かつ確実に測定することが可能です。この非接触測定法により、ダイボンディングプロセスの品質管理を迅速、簡単、確実に行うことができます。
QFN(Quad Flat No-Leads)パッケージの特性評価について
ポリテックの非接触表面粗さ・形状測定機は、生産ラインへの組み込みが容易で、エクスポイダイボンディング工程におけるインプロセス測定を自動化し、高解像度で行うことができるソリューションです。代表的な測定項目は、ダイチルト、ボンドライン厚み測定(BLT)、BLT高さ、ダイ/チップの位置決め、ねじれ情報、基準位置との相対測定です。
集積回路の代表的なチップコネクトタイプであるQFN(Quad Flat No-Leads)パッケージでは、ダイのエッジに余分なフィレットが発生します。このフィレットは、ダイエッジに沿った機械的強度を提供します。測定されたボンドラインの厚みに基づいて、フィレットの幅、パッドからのフィレットの高さ、フィレットの立ち上がりの傾斜、傾斜角度など、有用で最適なパラメータを導き出すことができます。
関連製品
TopMap Micro.View
TopMap Micro.View は、操作性に優れたコンパクトな卓上型光学式形状測定器です。製造や研究の分野において、高い精度で設計された表面の粗さや微細構造などの詳細を検査するコストパフォーマンスに優れた品質を管理するための測定器です。
TopMap Micro.View+
TopMap Micro.View +は、モジュール式設計のあらたな次元の光学式三次元形状測定器あり、表面仕上げと微細構造に関する最も困難な分析タスクを最高の精度で確実に測定します。最新のフォーカスファインダおよびフォーカストラッカを備えており、あらゆる状況で表面にフォーカスを合わせます。完全に電動化されたサンプル位置決めステージにより、スティッチングおよび自動化を実現します。
TopMap Pro.Surf+
最新のオールインワンシステム。白色光干渉計にクロマティック共焦点センサを搭載することにより、形状偏差と粗さを一つのシステムによって測定できます。Pro.Surf+は広範な面積の表面形状のナノメートル分解能測定を実現します。
エレクトロニクス、半導体、ソーラー業界のその他の関連アプリケーション
- フレキシブルエレクトロニクス
- BGA (ボールグリッドアレイ)
bump measurement on a ball grid array (BGA) as 3D profile - 高出力レーザダイオード
Inspection of flatness and step-height on high power LED - モバイル機器
Production testing of components for mobile devices using 3D optical surface metrology - パス/フェイル分析
Multi-sample pass-fail analysis in manufacturing - 表面粗さ
Non-contact surface roughness measurement in an areal 3D profile - 膜厚
Optical and areal step edge test showing a 75.2 nm thick coating - 表面パラメータ
Surface parameter characterizing the form, waviness and texture of a workpiece