レーザドップラ振動計の測定データの収集と解析
VibSoft は、振動データの収集と解析のための包括的かつ使いやすいソフトウェア パッケージです。VibSoft は、生の信号収集と振動測定データの詳細な解析のギャップを埋め、レーザドップラ振動計に最適なパフォーマンスを提供します。
VibSoft-VL、VibSoft-20、VibSoft-PRO の 3 つのバージョンからお選びいただけます。最大 25 MHz のアナログまたはフルデジタルデータ収集が可能です。また、任意のリファレンス信号の追加入力ができるマルチチャンネル データ収集が可能です。また、ノートパソコンで使用できるためモバイル性が高く、WLAN 接続によるデータ収集およびレーザドップラ振動計の設定や制御が可能なのでリモートで測定することができます。
特長
- 収集および解析する測定データの周波数帯域は、DCから25 MHzまでと広範囲
- フルデジタルまたはマルチチャンネルアナログ
- ノートパソコンでも利用可能なので、ポータブル
- レーザドップラ振動計のすべての設定をリモートでコントロール
- リアルタイムで測定対象物の画像データも収録
- 時間および周波数での解析が可能
- 信号発生器が内蔵されていて測定物を励起可能
- シグナルプロセッサと呼ばれる測定データの後処理機能を搭載
- スクリプト インターフェース搭載
VibSoft-VL
DCから24MHzまでの周波数に対応するワイヤレス機能を備えたポータブルなフルデジタルソリューションで、ノートパソコンやPCですぐに使用できます。
- 60MSa/sの高サンプリングレートとGbit Ethernetを使用しているので、超音波など高周波数アプリケーションにも最適
- VibroLink (VL) インターフェースを搭載したポリテックのレーザドップラ振動計で、Ethernet または WLAN を介したデジタル データ収集が可能
- 最大24ビットまでのフルデジタル転送により、高いデジタル分解能でクリーンな信号を実現
- 高性能なオペレーティングシステムにより、高負荷時でも非常に安定なデジタルデータ転送を実現
VibSoft-20
DCから20 kHzまでの周波数に対応したアナログ2チャンネルモデルで、コンパクトでポータブルなため屋外測定などに最適です。
- 音響アプリケーションに最適
- 小型・軽量のジャンクションボックス VIB-E-220 は、USB 経由でノート PC に接続可能
- レーザドップラ振動計以外にほかの測定器を接続できるため、伝達関数(FRF)解析も可能
- 他社製品の各種IEPEセンサに対応
- VibSoft-VLを含む
VibSoft-PRO
DCから25 MHzまでの高性能アナログ4チャネル同期データ収集、シグナルジェネレータ内蔵、ラボやテスト環境のパワーユーザ向けです。
- 超音波など高周波数帯域のアプリケーションにも対応
- 測定物を励起するためのシグナルジェネレータを内蔵
- 高性能A/Dコンバータで4つの入力信号を同期して取り込み、伝達関数(FRF)を解析することが可能
- 19インチラックに搭載されたBNC I/O内蔵の専用PC
- VibSoft-VLを含む