測定要件に適したスペックを選択できるモジュール型レーザドップラ振動計
ポリテックの レーザドップラ振動計 VibroFlex は、お客様の測定ニーズに合わせて、測定レンジやセンサヘッドを選択できる、モジュール型レーザドップラ振動計です。レーザ光源はヘリウムネオンまたは赤外線レーザの2モデルがあり、レーザの光学感度を向上させ、低ノイズ測定を実現する特許技術 QTecを搭載したセンサヘッドも選択できます。顕微鏡対物レンズ越しの測定、人の立ち入りが難しいなどの理由による遠隔測定、機械や部品など複雑形状の狭小部の測定など、それぞれの測定シーンに適したセンサヘッドをラインナップしており、さらに、測定要件に適した測定レンジを選択できます。ポリテックの レーザドップラ振動計は、製品の研究開発や、製造工程のインライン検査などに使用されており、簡単でスピーディ、高精度な測定を実現し、ものづくりの現場の製品化スピードと、品質管理向上に貢献しています。
特長
- 高性能非接触振動計測ソリューション
- ニーズに適応する柔軟なモジュール型センサーソリューション
- サブpmの変位分解能と最大30m/sの振動速度
- 測定周波数帯域はDC~24 MHz、時間分解能は最高レベル
特許取得のQTecマルチパス干渉計で最高のSNRを実現
- 精密なレーザ位置決めとサンプルモニタリングのためのカメラ内蔵コンパクトセンサヘッド
- 最大300mの距離からの構造ヘルスモニタリング等 状態監視
- 2つの振動現象を差分測定できるファイバ型センサヘッド
- 黒色、光沢がある、高温などの表面も問題なく測定
- 便利なセットアップと最高のSNRを実現するデジタル・データ・インターフェース
研究、製品開発および製品検査における非接触振動測定
ポリテックのレーザドップラ振動計 VibroFlexは、周波数帯域はDCから24 MHzに対応、サブpmの変位分解能を持ち、最大30 m/sの高速振動も測定できます。センサヘッドのラインナップは測定シーンに合わせて選択できます。たとえば狭小部の測定にはファイバ型センサヘッド VibroFlex Fiberが最適で、さらに2ヘッドモデルは2点間の振動を相対的に測定できます。VibroFlex Compact にはビデオカメラが内蔵されており、測定点への正確なレーザ位置決めが可能です。VibroFlex Fiber Rangeは最大300mの距離から遠隔測定ができ、黒色面、油性面、光沢のある面、高温面など、一般的に反射光が得られにくいと考えられている測定には、ラインナップ最高光学感度を実現するVibroFlex QTecを使用すれば、あらゆる表面の振動を非接触かつ高精度に測定できます。
世の中は振動であふれている! ―さまざまな振動もポリテックのVibroFlex 1台で測定できます―
難易度の高い表面でも最高のS/N比を実現
特許取得済みのQTecマルチパス干渉法は、優れた測定データ品質と最高のSNRを提供します。QTecは、ダイナミクス、音響、振動挙動を測定する際、特に困難な人工物表面で威力を発揮します。QTecのマルチパス干渉法は、ブロードバンドノイズや不要なドロップアウトの原因を回避し、高速で移動または回転するサンプルオブジェクトの振動分析において、常に安定した信号を確保することができます。