遠隔振動測定
VibroFlex Rangeは、屋外対応の最大300mの長距離測定に適したレーザドップラ振動計です。橋梁や建物などの大型構造物、稼働中の機械、生産設備など、振動する構造物の構造ダイナミクスと安定性を、遠隔から非接触で簡便にモニタリングします。測定された固有振動数と変位/たわみは、ヘルスモニタリングやシミュレーションのモデル検証などに使用できます。
特長
- 最大300mの非接触遠隔振動測定
- SWIR(短波赤外)× QTec で最高のSNRを実現
- 腐食して汚れた構造物でも、あらゆる表面で測定可能
- 高所や危険区域への立ち入り不要
- 固有振動数を正確に決定
- 数分で簡単にセットアップができ、配線や反射材塗布等の前処理が不要
- 特許取得の同軸HDカメラによる正確な照準
- 屋外使用対応な堅牢センサ(IP63)
測定は、ただ照射するだけ
センサヘッドを剛性の高い三脚に取り付け、ギア式ヘッドと微調整機能を使って、スコープとレチクル付きの視差のない高解像度カメラ画像を使い、検査対象物に正確にレーザを照射するだけです。その後、測定を開始します。ポリテックのVibSoft データ収集ソフトウェアを使用すれば、現場で測定データを即座に評価できます。