3D振動計測データを処理する

PSV ソフトウェアは、ポリテックのスキャニング型レーザドップラ振動計の中核となるソフトウェアです。PSV ソフトウェア は、ポリテックのすべての PSV スキャニング振動計、顕微鏡型レーザドップラ振動計の MSA マイクロシステム アナライザ シリーズ、および非接触振動測定が自動化された RoboVib® で収集された振動測定データを、迅速かつ簡単に収集、表示、編集できる包括的なソフトウェア パッケージです。

直感的な操作が可能な PSV ソフトウェアは、初心者の方でもわずか数分で計測を成功させることができます。総合的なスキャニング振動計のソフトウェア パッケージは、顕微鏡やマクロスコープの測定ポイントを単点ではなく多点で、つまり面で動的に評価したり、構造物から発生する振動を表示するために特別に設計されています。

特長

  • 直感的なステップ・バイ・ステップの手順で迅速な結果をサポート
  • 測定しながら結果分析が可能
  • 多彩なインタフェースとFEジオメトリのインポート機能により、CAEに簡単に統合
  • Polytec File Access を使用して、どのソフトウェアからでも制御やデータ解析ができるオープンインターフェース
  • PolyWave 簡易モーダル解析ソフトウェアとのシームレスな統合
  • サードパーティのデータを簡単に統合
  • スキャンされたジオメトリのテクスチャファイルをサポートしているので、美しい仕上がり
  • 複数の加振器と最大8個のフォースまたはインピーダンス変換器を追加したMIMO測定

シームレスなワークフローとカスタム後処理

ライブビデオ画像、直感的な図面、メッシュツールを使って、測定グリッドを設定します。データ収集の設定や、時間領域および周波数領域での加振を詳細に定義し、微調整することができます。測定結果をアニメーション(3D)で分かりやすく表示したり、高度な後処理オプションを利用することができます。カーソルによる共振の特定、ボード線図の使用など、個別の解析にも対応しています。また、Visual Basic でのマクロのサンプル作成や、自動化や繰り返しの測定に必要なポリテックの既製マクロの選択も可能です。ScanViewer ソフトウェア ツール (無償) を使えば、PSV を使用していないユーザも含めて、解析結果を同僚やより多くの人と共有できます。また、Polytec Update により、最新のバージョンとアップデートが提供されます。

NEW: Latest upgrades of Release 10.1

  • Quick evaluation with Peak finder – automatic identification of resonance peaks
  • Quicker setup with object tracking – machine vision algorithms correct for object movement under external load (PSV-3D)
  • Present your data more intuitively with arrow ODS animation – dynamic vector animation per measurement point
  • Quicker import and export with binary Universal File Format – compact file format expand ASCII, WAV  and ASAM formats
  • Never lose track with the automatic edge detection – smart algorithms ensure that all 3 lasers are incident on a 3D structure if a measurement point is located close to an edge (PSV 3D)
  • Get more productive with various feature improvements for textured and non-textured 3D geometries, expanded math library in the post-processing tool SignalProcessor  and video export available now also in MP4 format

 

 

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